宮島昌之(石川県)
金沢駅で行われた「出発式」の模様。「IRいしかわ色」の521系も披露された。
‘15.3.14 IRいしかわ鉄道 金沢
津幡からの臨時列車に使用された「IRいしかわ色」。コーポレートカラーの水色が鮮やか。
‘15.3.14 IRいしかわ鉄道 森本
「加賀五彩」と呼ばれる5つの色を各編成のアクセントとした。(第55編成は黄土色、同56編成は臙脂色)
‘15.3.14 IRいしかわ鉄道 金沢
営業区間には「あいの風とやま鉄道」の編成も乗り入れる。早くも「あいの風」色の521系が姿を見せた。
‘15.3.14 IRいしかわ鉄道 倶利伽羅
北陸新幹線金沢開業によりJR西日本より経営分離された在来線区間のうち、石川県内を担う第3セクター「IRいしかわ鉄道」が3月14日に開業した。金沢駅では、来賓臨席のもと「IRいしかわ鉄道 開業記念 出発式」が執り行われ、JR西日本より新車の状態で譲り受け「IRいしかわ色」に生まれ変わった521系3次車の2本(元J20・J21、第55・56編成)も披露された。
同日には津幡駅での開業イベントに合わせ、同編成を使用した臨時列車が運転されたほか、「あいの風」色となった「あいの風とやま鉄道」の521系2次車(元G03、第8編成)も、早速「IRいしかわ鉄道」区間に姿を見せた。「IRいしかわ鉄道」の営業区間は金沢~倶利伽羅間で、同社所有車輌は521系5本、同日開業した富山県の「あいの風とやま鉄道」とは相互乗り入れする形で運転される。また、JR七尾線の普通や特急、日本海縦貫線の貨物列車も通るなど、JR当時の面影を残す線区となった。