鉄道投稿情報局

【JR西+のと鉄道】臨時快速〈能登の里山里海号〉運転

JR西日本その他私鉄 2012.08.27
宮島昌之(石川県)
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昨年に続く試験運行であるが、今年は列車名とヘッドマークが付けられ、誇らしげな表情を見せた。
‘12.8.25 のと鉄道七尾線 西岸―能登中島

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ヘッドマークは世界農業遺産「能登の里山里海」公式ロゴマークを採用している。
‘12.8.25 のと鉄道七尾線 田鶴浜
 8月25日(土)、26日(日)の両日、臨時快速〈能登の里山里海号〉が金沢―穴水間(JR七尾線~のと鉄道七尾線を直通運転)で往復運転された。
 使用されたのは、両日ともJR西日本富山地域鉄道部高岡運転派出所属の(穴水方から)キハ47 25+キハ47 1091で、世界農業遺産「能登の里山里海」公式ロゴマークを使用したヘッドマークが掲出された。またのと鉄道七尾線内では同列車を優先的に走らせるため、129D(全区間)と130D(一部区間)で、発車時刻を遅らせる時刻変更が行なわれている。
 同列車は、北陸新幹線金沢開業を控え、石川県、沿線自治体、鉄道会社が連携し、県庁に事務局が置かれている「能登地域二次交通対策実行委員会」が、「能登地域の二次交通アクセス強化対策実証運行事業」として昨年に引き続き試験的に運行したもの。
 今年は昨年より運行本数が格段に増え、一般利用のほか、のと鉄道や旅行会社(JTB中部及び北鉄航空)主催による羽咋、七尾、奥能登の各エリアへ向けて、同列車利用の様々な旅行プランが企画準備された。
 今後も9月8日(土)、9日(日)と、貸切列車扱いとして10月13日(土)、14日(日)に運転が予定されている。
 また地元新聞社の報道によると、さらに冬(来年1月)にも快速扱いでの運転が計画されているとのことだが、「JR七尾駅で乗換」と記されていることから、415系800番代とNT200形などのように、列車を乗り継ぐ連絡運行になるものと考えられる。
 なお、日本経済新聞8月3日朝刊の記事で、石川県は第三セクターのと鉄道の車輌を使用してJR七尾線を経由しJR金沢駅まで直通運転させる計画について報じている。直通運転に必要な改修を車輌に施した上で、北陸新幹線金沢開業予定の2014年度末の運転開始を目指していると伝えている。
 さらに地元新聞社の報道によると、今回の臨時列車を利用した乗客に対してアンケートの記入をお願いしているとのことで、私見だが今回の〈能登の里山里海号〉運転は、これらの計画を進める上で運行に必要なデータや、二次交通活性化へのヒントを得る、貴重な機会になるものと思われる。

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