宮島昌之(石川県)
橋上駅舎及び自由通路の「完成を祝う会」が執り行われた。
‘11.8.7 北陸本線 松任
新しい北口側の建物の外観は「日本海」をモチーフにしたデザイン。
‘11.8.7 北陸本線 松任
新駅舎改札口付近の様子。
‘11.8.7 北陸本線 松任
レイル・ファンには馴染み深かった小さな旧北口駅舎も、8月7日(日)をもって役目を終えた。
‘11.8.7 北陸本線 松任
松任駅周辺での土地区画整理事業及び北陸新幹線支障移転に伴ない工事が進められていた、同駅の新しい橋上駅舎が完成、また隣接の南北へ通じる橋上の自由通路も一部暫定で開通したことから、2011年8月7日(日)の午後に同駅北広場で「完成を祝う会」が執り行なわれた。両建物とも旧跨線橋より米原方に建てられ、北口側の周囲にはロータリーを含む駅前広場が新たに整備されている。
北口側の建物の外観は「日本海」をモチーフにしたデザインとされ、階段の他にエスカレーターやエレベーターを設置、駅改札内にもホームへ通ずるエレベーターを設けるなど、バリアフリー化を実現している。
当日は式典終了後、すぐに自由通路が供用開始され、時を同じくして自由通路に隣接している新駅舎(改札内のホーム連絡通路含む)の一般見学・公開も行なわれた。その駅舎も翌8日(月)始発より供用開始されている。
駅の橋上化に伴ない、改札口や切符販売の窓口(みどりの窓口)がひとつに集約され、その横に事務室、「みどりの券売機」を含めた自動券売機、旧南口駅舎から移転した売店「ちゃお」が設けられている。
なお、自由通路の南口側では北口のような立派な建物はまだ無く、駅前広場との間を仮設通路で行き来する様になっている。北陸新幹線の高架橋工事の関係かは不明だが、平成24年度供用開始の予定となっており、外観のイメージは霊峰「白山」をモチーフにしたものになるとのことである。