185系

鉄道投稿情報局

【JR貨】阪神間で注目の貨物列車、ダイヤ改正後の変化

JR貨物 2011.04.13
中司純一(兵庫県)
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EF66 35の次位で無動回送されるEF66 33。
‘11.4.10 山陽本線 須磨海浜公園―須磨

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EF65 1041〔岡〕の牽引で、神戸貨物ターミナルを出発する73列車。
‘11.4.10 山陽本線 須磨海浜公園―須磨
 新潟からの3096列車を継承し、吹田機関区から岡山機関区への無動回送機関車の連結機会が多い2077列車は、既報の通り吹田信号場の発車時刻が17分繰り上がったが、東灘信号場で、後続の5051列車と新快速を待避するダイヤとなったため、東灘以西の運転時刻は、改正前と変化はない。
 4月10日(日)は、牽引機EF66 35〔吹〕の次位で、同区のEF66 33が岡山区へ無動回送された。同列車の同形式同士の連結は、比較的珍しい。なお当日は、濃霧により遅れが生じた3096列車の影響を受け、同列車は神戸貨物ターミナルを約45分遅れで通過した。
 また、改正前から岡山区のEF65が充当されていた73列車は、改正後も牽引機に変化はないが、吹田信号場の発車時刻が約1時間40分繰り下がった。しかし、姫路貨物ターミナルの停車時間の短縮、上郡駅での運転停車の解消から、上郡以西の時刻には変化はない。
 なお、今回の改正で、岡山区EF65は新鶴見区EF65の「岡山運用」と位置付けられ、四国~吹田間の運用に新鶴見・黒磯までの運用が組み込まれることになっているが、現在のところ吹田以東への運用拡大は見合わせられているようである。

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