中司朔良(兵庫県)
3024Mの先頭を務めるクハ183-851。‘10.1.24 福知山線 丹波大山―篠山口
3072Mを先導する貫通型クハ183-202。クハ183-851との配色差は明らか。
‘10.1.24 福知山線 丹波大山―篠山口
昨年夏以来、福知山運転所183系旧塗色B編成と新塗色C編成とのクハの組み替えとして、B66編成とC31編成、B61編成とC33編成が実施されているが、後者の組み替えでC編成化したクハ183-851は、B41編成のクハ183-801とともに簡易貫通扉改造車である。クハ183-851のC編成化で、新塗色初の簡易貫通扉車の誕生となり、旧塗色の同改造車組込はB41編成のみとなった。同車はクハ183-801と同様、平面的な特急シンボルマーク、円形のタンフォンカバー、連結部踏板を有するとともに、正面縦に入る濃灰色帯の幅が狭く、白塗装部分が目立つ独特のフェイスとなり、異彩を放っている。