小原正裕(兵庫県)
側面窓が連続窓風の処理になっているところが、当編成以降の8000系の形態的特徴。
‘22.10.9 山陽電気鉄道本線 西代
阪神8000系の8233編成が、2022年10月9日、1日1本のみの東須磨22:35発の阪神神戸三宮行き普通の運用に入った。
8233編成は1991年に登場した車両で、側窓が連続窓風になり、側面種別、行先表示装置がHゴム支持ではなくなるなど、それまでの8000系からマイナーチェンジされている(編註:大きく4形態に分類できる8000系の中で最終形態となる)。2012年にリニューアルを受け塗装変更されているが、この際に6両全車がオールロングシートでリニューアルを受けた(それまでのリニューアル車では中間車の一部がクロスシート化されていた)。ロングシートそのものはリニューアルによって異なるものとなっている。また、前面、側面の種別、行先表示装置はLED化され、テールライトも変更されている。
8233編成が東須磨発阪神神戸三宮行き普通の運用に入るのは珍しい。写真は神戸、姫路方先頭の8234である。
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P:小原正裕
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