宮島昌之(石川県)
「なかよし鉄道」で「こどもの日」恒例の特別運行が行われた(写真はDC121+ホハフ8+ホハフ3)。‘17.5.5 石川県小松市 いしかわ子ども交流センター小松館(粟津公園)
ハフ1の車内。1918年(大正7年)製造当初の天井が公開された。‘17.5.4 石川県小松市 小松市立ポッポ汽車展示館
5月5日、石川県小松市にある「いしかわ子ども交流センター小松館」で開催された「こども交流まつり」に合わせ、隣接の粟津公園に設けられた「なかよし鉄道」では、動態保存されている旧 尾小屋鉄道の車輌全て(DC121、キハ1、ホハフ3、ホハフ8)を使用した、恒例の大増発特別運行が行われた。
当日は「じどうかいかんまえ」駅~「なかよしの森」駅間を1往復ずつ30分間隔で運転され、多くの親子連れらが乗車体験を楽しんだほか、沿線ではレイル・ファンが撮影を楽しむ姿もみられた。また昼休憩の時間帯には、「なかよしの森」駅にDC121+ホハフ8+ホハフ3+キハ1の順に長時間停留させ、写真撮影の機会も設けられた。
このほか、4日には同市の「小松市立ポッポ汽車展示館」で、同じく動態保存されている旧 尾小屋鉄道のキハ3や、復元された尾小屋鉱山電車(一周運転)の体験乗車が行われた。
動態整備保存活動を行っている「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」のFacebookによると、同館で保存されているハフ1の修復作業の過程で、先般車内の天井板を撤去したところ、「1918(大正7)年製造当初の天井が姿を現した」とのことで、当日来場者にも公開された。
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