宮島昌之(石川県)
1エンド側(米原方)のナンバープレート。既報の通り飾り帯の端に重ねるようにプレートを取り付け。‘12.6.12 北陸本線 金沢貨物ターミナル(敷地外公道より撮影)
2エンド側(青森方)。飾り帯の端の部分、丸く色が塗られ飾り帯の長さが短くなっている。‘12.6.12 北陸本線 金沢貨物ターミナル(敷地外公道より撮影)
側面のナンバープレート。ブロックプレートの土台を四方で溶接付けし、その上のプレートはネジ止めであることがわかる。‘12.6.12 北陸本線 金沢貨物ターミナル(敷地外公道より撮影)
以前にEF81 33がEF81 633に改番されたことを報告したが、改番後の同機はすでに北は青森、南は関西にも姿を見せていて、改番後の写真撮影をされた方もいるかと思うが、その際、エンドごとに表情が異なるという異変に気付かれたのではないだだろうか?
同機の1エンド側(米原方)のナンバープレートは、既報の通り飾り帯の端に重ねるようにブロックプレートが取り付けられている。一方、2エンド側(青森方)は、飾り帯の端の部分丸く色を塗って短くしたうえで、ブロックプレートが取り付けられている。このようにエンドごとに表情が異なるEF81 633の登場は、改番を機に、ある意味同機が新たな個性を身に付けたといえるだろう。
改番に伴い飾り帯の中央寄りが短くなったのは、富山機関区にて敷地外より遠目で確認したEF81 627の例があるが、その端の部分は以前のEF81スタイルと同様、鋭角に見えていて、EF81 633とは異なっている。
また側面のナンバープレートは、ブロックプレートの土台は既報の通り溶接で接合しているようで、表面のプレートそのものは周囲と同色で目立たない「ネジ止め」による取り付けであると新たに確認できた。
EF81 627も同様の施工を受けているものとみられ、土台の下には、まだ切り抜き文字ナンバーが残っている可能性も考えられる。
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