宮島昌之(石川県)
ボンネット姿の特急〈北越〉現る! ボンネット全盛期懐かしの光景が再び。
‘11.1.4 北陸本線 金沢 P:宮島昌之
側面行先表示幕も「特急北越 新潟」を表示。
‘11.1.4 北陸本線 金沢 P:宮島昌之
ボンネット〈北越〉、快走!
‘11.1.5 信越本線 帯織―見附 P:田名瀬裕和
ヘッドマークを誇らしげに雪の中を快走。
‘11.1.5 信越本線 宮内―前川 P:長谷川航大
ヘッドマーク付きで運転された489系特急〈北越〉。
‘11.1.5 北陸本線 倶利伽羅 P:河野太郎
翌5日、小雨が舞う金沢市内に戻ってきたボンネット〈北越〉。
‘11.1.5 北陸本線 森本―東金沢 P:宮島昌之
金沢と新潟を結ぶ特急〈北越〉だが、2011年1月4日(火)の特急〈北越9号〉、および5日(水)の特急〈北越2号〉において、所定JR東日本新潟車両センター所属の485系のところ、JR西日本金沢総合車両所所属の489系H01編成が代走した。これは、1月4日(火)の午後に信越本線内での事故の影響を受け、特急〈北越〉の運行に大幅な遅れが生じ、本来〈北越9号〉に充てられる予定の編成がまだ金沢に到着していなかったため、急遽489系H01編成が使用されたものと思われる。
489系による特急〈北越〉の代走はとても珍しく、1月4日(火)の金沢駅のホームでは、多くのレイル・ファンが特急〈北越9号〉となる489系の入線を待っていたが、サプライズともいえるヘッドマークの掲出に、ホームではどよめきや歓喜の声が響いた。
ヘッドマークは懐かしい特急〈北越〉ボンネット車仕様のものが掲出され、側面行先表示幕も同車輌が備えていた「特急北越 新潟」を表示するなど、ボンネット車での営業運転が日常的だった当時を思い起こさせるほどであった。
なお乗客への乗車口の案内の際、ホーム頭上の「特急北越」の号車電光表示は使用せず、489系代走時に使用する「特急はくたか」の号車電光表示で代用していた。