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鉄道投稿情報局

【JR貨】阪神間を下る89列車・2073列車の話題

JR貨物 2010.12.24
中司朔良(兵庫県)
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EF66の牙城であった89列車を牽引するEF210-141〔吹〕。
‘10.12.19 北方貨物線 塚本信号場―尼崎

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EF65 0番代残り3機のうちの1機、118号機が2073列車を牽引する。
‘10.12.19 北方貨物線 塚本信号場―尼崎
 阪神間を下る貨物列車のダイヤは、北方貨物線塚本信号場から下り本線に合流する際、基本的に新快速電車に続行するように設定されており、新快速と同様、貨物列車も15分ヘッドで連続運転されている時間帯がある。
 神戸(タ)までの短距離ランナー89列車と、それに続行する2073列車(新潟(タ)→福岡(タ))もその例により15分間隔で運転される列車群で、阪神間の沿線にファンが集中する時間帯となっている。
 所定運用では、89列車は吹田機関区EF66の第1仕業、2073列車は同区EF210の第143仕業の機関車が牽引に当たるが、最近2073列車へのEF66の充当が比較的頻繁に見られるとともに、日曜限定の岡山区EF65充当も本年7月以降継続しており、国鉄型電機ファンには楽しみな時間帯である。
 ところが2073列車とは逆に、これまでEF66がほぼ確実に充当されて来た89列車にEF210が先頭に立つケースが今夏以降散見されるようになった。EF210の増備に伴う現象であろう。
 12月19日(日)の牽引機は、89列車がEF210-141〔吹〕、2073列車がEF65 118〔岡〕であった。

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