細外里人(東京都)
夕闇迫る思川橋梁上における車輌点検は運行関係者の尽力により無事に解決した。
‘08.10.2 両毛線 思川―小山
またもやEF64 37牽引による珍しい列車が運転された。これは10月2日、郡山発高崎行きの八高線用気動車(キハ112-206+キハ111-206)の検査出場に伴なう配給列車に黒磯―(小山・両毛線経由)―高崎間で同機が充当されたもの。同機はここ半年の間に山梨DCで使用された蒸機や客車などの混成編成配給輸送や、度重なるロングレール輸送、24系の廃車回送などに充当され我々ファンを楽しませてくれた。甲府常駐機である37号機であるが、ここ一ヶ月ほどは高崎車両センターに滞在し動向が不明だったため、今回の気動車配給はEF64 37フリークをはじめ、ファンには嬉しいプレゼントであった。
なお今回の輸送に関して、小山発車後(小山―思川間)に車輌点検があったことから37号機の不調が囁かれたが、点検も無事に終了、大幅な遅延を持ちながらも高崎まで運転が継続された。
今後も、旅客会社最後の0番代茶ガマである同機の大いなる活躍に期待したいところである。