大久保広樹
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長野駅を出発するE493系オク01編成(右)。遅延しなければ9:30頃発だったと推定される。SR1系と共に今後の長野の主役となるのであろう。
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日頃、国鉄時代製造の211系で、特にN601、N306編成のトップナンバーは注目しているが、かつて東海道本線用のクハ210-1と、雪まみれのスカ色の顔合わせをとらえた。思わず「やった!」と声が出る一枚となった。
‘25.2.9 信越本線 長野(2点共)
2025年2月9日、E493系オク01編成が長野総合車両センターから返却回送された。この日は松本駅での信号故障の影響により、運休や最大1時間44分の遅延が発生。同列車も長野駅の発車は9:48頃となり、115系との顔合わせは叶わなかった。
長野駅南へ行くと、大幅遅延の1221Mに充当されていたN601編成(クハ210-1以下)が入換中だった。10:30頃には115系S9編成(スカ色)が1636Mで通過し、両編成の顔合わせを“偶然”撮影できた。なお、しなの鉄道ホームページで公開されている運用表には変更も生じているが、長野周辺の鉄道は今季最強寒波の中で懸命に運行している。もし週末に長野を訪れたものの115系スカ色を撮影できなかったレイル・ファンがいたら、ご理解いただきたいと思う。
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P:奈良仁一郞
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