大久保広樹(長野県)
更新色EF64 1020が、しなの鉄道の台湾色の115系と並んだ。
‘23.11.3 しなの鉄道北しなの線 北長野
愛知機関区EF64のA82~83運用の南松本~北長野間は落葉期、高崎機関区のEH200が空転対策として代走しているが、2023年11月3日、北長野駅到着のA82運用は、愛知区EF64 1020 が稲沢からそのまま運用された。
同機は11月5日に単機(EF64 1020+1038号との3重連)で南松本に向かっており、11月4日の同運用は、EH200-22が南松本~北長野間をコンテナ牽引して往復、落葉期過酷な姨捨駅付近連続急勾配の80列車牽引のEF64は実施されていない。結果として11月3日、北長野発80列車運休に関連した、愛知区EF64の北長野までの81~83列車の牽引だった。
現時点では唯一のEF64貨物更新色稼働車となった1020号機は、この運用中北長野駅でしなの鉄道115系台湾色との出会いが実現した。10月25日頃までは伯備線で381系「やくも」やJR西日本の115系と共に活躍していた同機であるが、10月27日に岡山から稲沢に返却され、ほどなくして、中央西線、篠ノ井線の運用に入り、このシーンの実現となった。
11月1・2日には伯備線全線でのEF210入線が伝えられているが、現在、EF64 1020号機は、中国・中部の山岳路線を跨いで活躍中である。
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◆愛知区EF64 A82~83運用、姨捨の急勾配区間を高崎区EH200が代走
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