【続報】「サロンカーなにわ」が金沢へ、復路は異なるヘッドマークだった！

宮島昌之（石川県）

ヘッドマーク掲出の「サロンカーなにわ40周年記念号」（往路）。40周年を記念した「40th」の文字と、在来線特急「雷鳥」のデザインを融合。

北陸エリアの普通列車の主役、521系と行き交う。往路のテールマークも同様に40周年を記念したデザイン。

客車には、「祝！40周年　サロンカーなにわ」と書かれた記念サボも掲出。

‘23.11.3　北陸本線 松任（3点共）

日没間近に大聖寺を通過した「サロンカーなにわ40周年記念号」（復路）。ヘッドマーク、テールマーク共にオリジナルデザインで運転。

‘23.11.4　北陸本線 大聖寺

　網干総合車両所宮原支所所属の14系欧風客車「サロンカーなにわ」5両編成による団体臨時列車が、大阪～金沢間（湖西線経由）を往路は2023年11月3日に、復路は翌4日にそれぞれ運転された。同支所所属のDD51 1109であった。

　この列車は、日本旅行による企画『「サロンカーなにわ40周年記念号」で行く北陸本線・金沢の旅　2日間』で運転されたもので、これも「北陸デスティネーションキャンペーン（Japanese Beauty Hokuriku）」の一環として企画、特別運行されたものである。

　また、北陸エリア方面の列車ではかなり久しぶりにヘッドマークの掲出が実現、往路は40周年を記念した「40th」の文字とかつての在来線特急「雷鳥」を融合したデザイン、復路は「サロンカーなにわ」オリジナルデザインであった。また、ヘッドマークと同様のテールマークや、客車には40周年を記念したサボも掲出された。

　なお、両日の金沢駅では、多くのレイル・ファンの姿が見られ賑やかであった。来春の第3セクター移管の影響か、特急列車の681系や683系のほか、多彩な外装カラーと細かな違いもある521系にもカメラが向けられていた。

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P：真方暁仁