服部ひろみ(京都府)
軸重調整でゆっくりと走るD51 200。
‘23.7.6 京都府京都市 京都鉄道博物館
2023年7月6日、D51 200が1年2ヶ月ぶりに有火で姿を見せた。
同機は、昨年5月3日「やまぐち号」運行時に津和野で炭水車の台車に亀裂がみつかり、修理のためやまぐち号の運用を離脱していた。
先般7月3日に機炭間が繋がれ久々に機関車の形が整ったのが確認されていたが、4日はまだ火が入っていなかったことから、休館日の5日に火入れされた模様。6日は有火で第2検修庫前に留置されていたが、午後から軸重調整が行われていた。
夕方、第2検修庫前から転車台へ移動、カマ替え・給炭水が行われ、扇形車庫へ戻った。調整中であることからそろそろと走っていたが、転車台への移動時に最終便のスチーム号と並走するシーンも見られた。
調整は始まったばかりでこの先はまだわからないが、やっとD51 200復帰に向け動き出した感がある。順調に調整が進み、本線復帰してくれることを心待ちにしたい。
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P:加藤 潤
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