宮島 昌之(石川県)
「G7富山・金沢教育大臣会合」PRラッピングが施されたセントラム(黒、デ9003号)。
‘23.4.7 富山地方鉄道 富山市内軌道線 富山駅
同様のラッピングはポートラム(写真は緑の0605号)にも施されているが、セントラムとは異なり虹色のロゴマークが映える。
‘23.4.7 富山地方鉄道 富山市内軌道線 電鉄富山駅・エスタ前~富山駅
2023年5月に開催される「G7広島サミット2023(G7主要国首脳会議)」に合わせ、富山県富山市および石川県金沢市で各国の関係大臣らによる関係閣僚会合の「G7富山・金沢教育大臣会合」が2023年5月12日~15日の4日間の日程で行われる。
これにあわせて富山地方鉄道では、市内電車各線および富山港線で運行する低床車両のうち、セントラムのデ9003号(黒)とポートラムの0605号(緑)および0602号(オレンジ)に、同会合をPRするラッピングを施し、4月1日より運行を始めている。
車体の側面や運転台の周囲には、富山県と石川県が制作した「G7富山・金沢教育大臣会合」の公式ロゴマークが描かれているほか、「G7広島サミット2023」の公式ロゴマークも添えられている。
「G7富山・金沢教育大臣会合」の公式ロゴマークのデザインは富山大学の学生らが手掛けたもので、「G7教育大臣会合で富山県と石川県が一つになることで、本会合がミライの世界中の子供たちの教育を照らす太陽のような存在になってほしい」という願いが込められているとのこと。
同ロゴマークを近くで見てみると、太陽をイメージした円の中には富山県や石川県の観光名所や食、伝統文化のほか、金沢駅の鼓門や低床の路面電車など多種多様に描かれている。
なお、セントラムのデ9003号(黒)は、2016年に日本で開催された「G7伊勢志摩サミット2016」の関係閣僚会合の際にもPRラッピングが施されていた。
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