鷲澤拓弥(新潟県)
雪が溶け、再び被害を受けた光景が見え始めた。
‘23.3.6 米坂線 坂町~越後大島
2022年8月に線状降水帯が米坂線沿線を襲い、設備に大きな被害を受けた。特に、坂町~越後大島間では土砂崩れが発生し、並走する国道113号線も通行止めになった。
現在は一部区間が片側交互通行になっているが、自動車での往来は可能だ。しかし米坂線は、JR東日本としても被害の全貌が把握しきれておらず、坂町~今泉間では代行バスが運行している。
雪が降る前に羽前沼沢駅に留置されていたキハ110系2両の内、1両が陸送にて搬出されたが、残り1両は現在も現地に留置されている。
米坂線はなかなか話題には上らない路線ではあるが、このような被害を受け、なお行先が見えないことを、今回の記事で知っていただけたら幸いである。
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◆米坂線今泉駅に封じ込められたGV-E400-3を陸送で移動
P:厚海 陽
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