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鉄道投稿情報局

建築限界測定車オヤ31 31、松任から直江津へ輸送!

JR西日本JR貨物その他私鉄 2023.03.08

宮島昌之(石川県)

令和の時代、昨年末に続き再びよみがえった日本海側への「オイラン車」道中。

「オヤ31 31」太夫を先導する男衆の役はEF510-3、腰元(運転助士)は「トキテツくん」が務めた。

オヤ31 31の車内に掲げられたサボ。「建築限界 測定車 (直江津客貨車区)」と記されている。

‘23.3.8 北陸本線 松任(3点共)

金沢貨物ターミナル構内で足を休める「オイラン車」道中。

‘23.3.8 IRいしかわ鉄道 東金沢

 JR西日本から「えちごトキめき鉄道」へ譲渡が公表されていた建築限界測定車オヤ31 31が、一時留置されていた金沢総合車両所松任本所を出場し、2023年3月8日に松任~直江津間で輸送された。牽引機はJR貨物富山機関区のEF510-3であった。

 この日松任駅には多くのレイル・ファンの姿があったほか、えちごトキめき鉄道の鳥塚社長も直々に来駅され、ホームからオヤ31 31の旅立ちを見届ける光景がみられた。

 鳥塚社長のブログ2023年2月20日付の記述を拝見したところ、動態にて保存されるオヤ31 31は「D51レールパーク」の2023年のオープンを迎える3月18日より公開の予定で、車内へは翌4月に入ってからになるとのことである。

 既報の通り昨年2022年12月から金沢総合車両所松任本所に入場していた建築限界測定車オヤ31 31だが、とても珍しく貴重な車両が石川県内に現れたことに地元石川の報道各社も反応、同所に取材に入りテレビニュースや新聞などオヤ31 31を解説付きで紹介していた。

 オヤ31 31譲渡の時期については「引き渡し受け入れの準備が整う2023年1月以降」との報道で、自身の目論見では「1月下旬から2月上旬頃」と指折り数え沿線で待っていたものの動くことは無く、焦らされる日々が続いていたが、実際には3月に入ってからの輸送となった。

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【JR西日本⇒】建築限界測定車オヤ31 31、譲渡のため回送【⇒えちごトキめき鉄道】

P:服部ひろみ

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