松沼 猛(東京都)
山手線内回りを走行中のトウ17編成。前面窓上に「ATO」のステッカーが貼付されている。また運転室内には2名が乗務している。
‘22.10.12 山手線 恵比寿~目黒
JR東日本では、かねてから山手線でのドライバレス運転を目指し、各種試験を実施してきたが、2022年10月より乗客が乗車している営業列車にて、実証運転を実施している。
対象となっているのは東京総合車両センター所属のトウ17・18の2編成のE235系で、前面窓上部および乗務員扉窓上部に「ATO」(自動列車運転装置)のステッカーが貼付されている。
この実証運転は、乗客が乗車している通常の営業列車で、加速・惰行・減速などの自動運転に必要な運転機能、乗り心地、省エネ性能などの確認や知見の蓄積を行うもの。 通常の列車と同様に運転士が乗務し、必要な機器操作などを行う。期間は2ヶ月程度を予定している。
■関連記事(2022年2月に実施された試運転の模様)
◆山手線の近未来は「ドライバレス」…ATOの日中試験に乗りました!
P:RM
事業者別
月別アーカイブ