服部 ひろみ(京都府)
貴重な戦前の生き残り車両、マイテ49 2が「SLスチーム号」に登場。
マイテ49 2とスハフ12 129 の「SLスチーム号」。12系の行き先表示は時間ごとに替えられた。「大社」はかつての大社線の終点だ。
サボには「特別なSLスチーム号」の文字。
‘22.10.6 京都府京都市 京都鉄道博物館
京都鉄道博物館の鉄道開業150年イベントとして、2022年10月6日に「特別なSLスチーム号」が運行された。客車は10月14日に収蔵車両となるマイテ49 2に、網干総合車両所宮原支所所属の現役車両スハフ12 129を連結し、8630が牽引。
マイテ49、スハフ12とも「特別なSLスチーム号」のサボが入れられていた。一方、スハフ12の行き先表示には、この日は「試運転」「京都」「門司港」「長野」「大社」「西鹿児島」と、時間ごとに変更されていた。
また、13時の便の後に給水が行われ、普段は最終便でしか見られない転車台回転シーンを昼間に見ることができた。
マイテ49の乗車券は、電子チケットサービス「アソビュー」による前日までの前売りのみで、改札時に記念硬券と引き換え。スハフ12は通常通り当日館内で購入できる。「特別なSLスチーム号」は、10月11日までの運転。牽引機は基本的に8630だが、10月10日のみDE10牽引となる。
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P:寺尾武士
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