服部ひろみ(京都府)
「おいらん」と呼ばれる検測用の矢羽根を取り付けた姿で展示。
一般に室内が公開されるのは極めて貴重な機会。職員用のシートはロングシート。
ダルマストーブが設置され、執務用机が中央部に設置されている。
車内の一段幅が狭くなっている部分。
‘22.8.6 京都府京都市 京都鉄道博物館
京都鉄道博物館では、2022年7月26日よりオヤ31 31が展示されており、現在は矢羽根を出した格好での展示となっている。
矢羽根は建築限界検測のためのもので、検測時には手作業で1本1本取り付けられ、走行時に周囲に触れると矢羽根が落ち車内の機器で観測できるというもの。車両工場に1両のみ展示された状態のため、四方から見ることができ、階段状の見学通路から屋根上も見学できる。
また、7月30日~8月10日までは、車内の公開も行われている(だたし8月5~10日は事前予約のみ)。オヤ31は一般客車を検測用に改造した特殊な形状をしており、公開がほぼなかったことから今回は貴重な機会となった。
なお、8月12~14日は、DE10を連結し、検測時の姿での展示が予定されている。
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