玉木裕一(埼玉県)
初期車のうち、かつて東海道本線に転属して活躍していた経歴がある「クラY-3編成」が信濃路へ。
‘22.6.15 中央本線 平田~南松本
2022年6月15日、鎌倉車両センター所属のE217系クラYー3編成(11両)が廃車のため大船から長野総合車両センターに向けて配給輸送された。牽引機は、長岡車両センター所属のEF64 1030で、同機は先日のE235系1000番代クラF-17編成の配給輸送も担当していた。今回のクラY-3編成は、6月10日の53運用のうち早朝で離脱した。
クラY-3編成は1995年に登場し、2~11号車が東急車輛製(現・総合車両製作所 横浜事業所)で、1号車は1997年に新津車両製作所(現・総合車両製作所 新津事業所)でそれぞれ製造された。湘南新宿ライン増発による車両不足を補うため2006年に東海道本線へ転属。ラインカラーを横須賀色から湘南色へと変更した。2015年には上野東京ラインの開業にともない、国府津車両センターから鎌倉車両センターへ再び配属し、ラインカラーも戻された。
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