近鉄宮津車庫で「京都市交通局10系車両引退記念撮影会」開催

清水　聡（大阪府）

奈良乗り入れ時に使用する「急行＆行き先幕」を表示した状態での撮影タイム。近鉄の車庫で、京都市交通局と近鉄編成の並びが実現。京都市交10系には引退記念ヘッドマークが掲出されている。

‘22.3.13　近畿日本鉄道 宮津車庫

　2022年3月13日、京都市交通局と近鉄は初のコラボ企画として、近鉄宮津車庫で両社局の相互直通運転車両を並べた撮影会を5回に分けて実施した。

　今回の撮影会では、2022年3月末で運行を終了して引退する京都市交通局10系07編成と、近鉄で京都市交通局線内を初めて運行した近鉄3200系（KL01編成）を並べての撮影会となった。

【編集部追記】京都市交通局最初の地下鉄路線となった烏丸線は1981年に北大路～京都間で開業。この時点では近鉄線と接続されておらず、相互乗り入れが開始されたのは1988年の竹田延伸時で、この時から近鉄京都線新田辺まで乗り入れるようになった（後年、急行が奈良線奈良まで乗り入れるようになった）。従って、京都市交10系と近鉄3200系は数年世代が異なる車両となり、近鉄側には当然ながら引退などの予定はまったくない。

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