田端運転所EF65 1105、長野へ配給輸送

奈良仁一郞（埼玉県）

パンタを下げ、赤色円板を掲げて長野へ牽かれて行くEF65 1105。

‘22.2.2　東北本線 尾久

　田端運転所所属のEF65 1105が、長野総合車両センターへ無動力で配給輸送された。廃車のためと思われる。田端運転所～東大宮（操）～長野間の牽引を高崎車両センター高崎支所所属のEF64 1053が担当した。田端のPFは臨時列車のほか、宇都宮工臨などの工臨で長年活躍した。

【編集部追記】配給輸送のルートは、田端運転所～（東北本線）～東大宮操車場・折り返し～（東北本線・武蔵野線・中央本線・篠ノ井線）～長野総合車両センターである。田端所のPFは2021年度初めには5両が在籍しており、7月には5両が勢揃いした撮影会も開催されたが、2021年8月に1104号機が同じく長野へ配給輸送されている（まだ解体はされていない模様）。レール輸送の工臨がキヤE195系に置き換えられたことで、ほぼ用途を失っているのが実情だ。

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