小原正裕(兵庫県)
5100Fの先頭車5100は今年で車齢49年を迎える。
‘20.1.21 阪急電鉄宝塚本線 池田
阪急5100系のトップナンバー5100F8連は、昨年11月に検査出場して12月頃から営業運転に復帰し、元気に宝塚線系統で活躍している。5100Fは今回の検査出場時に冷房装置が新型に交換され、側面窓上にも号車表示が追加された。前面、側面の表示幕装置は営業運転復帰当初は「梅田」幕表示の旧タイプであったが、数日後に現在の「大阪梅田」幕表示に交換された。車内に大きな変化はなく、先頭車から中間車に改造されたT車5761、5794も引き続き組み込まれている。大阪梅田方先頭車の5100は1971年製で阪急初の量産冷房車であり、今年2020年でデビュー49年目を迎えたが、現在も宝塚線系統の急行から普通まで幅広い運用に充当されており、今後も活躍が期待される。