植松 繁(香川県)
半室グリーン車を示す赤いラインが印象的な8000系L編成が日中の予讃線を駆ける。
‘23.9.17 予讃線 鬼無~端岡
保有車両を巧みに操配して多客期輸送に臨んでいるJR四国だが、この2023年9月の3連休多客期輸送では、既報の2700系やキハ185系ゆうゆうアンパンマン号に加え、8000系L編成(5両)を上り宇多津発・下り多度津行きのシャトル「いしづち8号・9号」に充当した。同編成は、「モーニングエクスプレス高松」号で高松駅到着後、翌日のいしづち1号まで高松運転所で停泊しており、所定2~3両編成の特急「いしづち」にはやや輸送力過剰ではあるが、運転所間を跨ぐ大がかりな回送を行わずとも、シャトル便の運行が可能で、JR四国の工夫が窺われる。今後も同様な措置がとられることが考えられる。
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