齋藤立美(北海道)
同時に8両が甲種輸送されたH100形。うち4両は観光列車化されると見られており、ラッピングなしで輸送された。
‘22.7.6 函館本線 光珠内
千歳線内では、ラッピング済の車両が編成前方だった。牽引機はDF200-118。
‘22.7.6 千歳線 サッポロビール庭園 P:佐藤直幸
編成後端の車両には「H100-83」という車番が前面ガラスに記されている。連結器が、本来は密連となるところ、輸送用に自連に交換されていることも分かる。
‘22.7.6 千歳線 サッポロビール庭園 P:佐藤直幸
札幌貨物ターミナルから牽引機を交代してDF200-102になり、方向転換して無塗装車が編成前方になって旭川に向かった。
‘22.7.6 函館本線 美唄 P:佐藤直幸
JR北海道では、キハ40形の退役とは裏腹に、電気式気動車H100形の増備が着々と進んでいる。その最新増備車の甲種輸送が、2022年7月4~6日に行われた。輸送区間は、川崎車両のある兵庫から、配置先旭川運転所のある北旭川まで。
今回輸送されたH100形は車番が76~83の8両だが、80~83の4両はラッピング無しの無垢の状態で輸送された。先般、JR北海道ではH100形の一部を観光列車へ転用することを明らかにしたので、それに向けた車両ではないかと思われる。どんな楽しい車両になるのか楽しみなところだ。
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