松沼 猛(東京都)
八王子駅で留置されている4~1号車。
4号車と思われる無番・ノーラッピングの車両。車内もまったく見えない状態になっている。
既存の3号車(右)と新造の4号車と思われる車両の連結部。形態差はほぼ無いようだが、既存車が幕板&腰板と窓廻りとで表面仕上げに差を付けているところ、新造車では同一の仕上げになっているように見える。
‘22.6.29 中央本線 八王子(3点共)
2022年6月28~30日、総合車両製作所(J-TREC)横浜事業所より東急5050系10両が出場し、逗子~長津田間で甲種輸送されている。
この東急5050系は元々は東横線で活躍していた8連の5166編成で、これに新造の中間車2両を挿入して10連化したもの。5050系の10連仕様は4000番代とされることから既存車はすべて改番されており、新しい車番は1号車クハ4112(元クハ5166)~10号車クハ4012(元クハ5866)となっている。
気になるのは新造された中間車2両で、他の車両の車番・号車表示から見ると4・5号車になるようだが、現状は車番も帯ラッピングも一切施されていない。2018年に同様にノーラッピングで輸送された大井町線用6020系のQシート車を思い起こさせるもので、東横線にも同車の投入となるのか、注目されるところだ。
【編集部追記】甲種輸送は、6月28日の逗子~新鶴見信号場間が愛知機関区所属のDD200-1、新鶴見信号場~八王子間が新鶴見機関区所属のEF65 2060(大宮更新色)の牽引。29日に最初の6両の輸送が八王子~長津田間で行われ、牽引は再度DD200-1だった。
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