荻野一徹(兵庫県)
先頭に貫通扉を持つクモハ381形500番代を先頭に、伯備線を上る「やくも8号」。堂々たる国鉄色6連だ。
‘22.3.19 伯備線 豪渓~総社
上写真と逆端の先頭は、クハ381形改造のクロ381形100番代。こちらの方が形態としては原形に近いと言える。
‘22.3.19 山陽本線 倉敷 P:寺尾武士
2022年3月19日、かねてより予告されていた通り、特急「やくも」の381系の6両1編成が国鉄色にリバイバルされ、定期運用をスタートした。これは、特急「やくも」が1972年に運転開始して2022年で50年となるのを記念したもので、当面、8・9・24・25号に限定で運用される。
【編集部追記】今回国鉄色とされたのは、クモハ381-507+モハ380-66+サハ381-231+モハ381-71+モハ380-71+クロ381-141の6両。「やくも」の所定は今は4連で、多客時に適宜増結されるが、今回国鉄色化に選定されたクモハ381形500番代組込の4連は、先頭部に貫通路を持つため、増結時にはここに3連の増結編成を連結して7連となることが多い。今回はそれとは違い、編成中に増結用中間車2両(71番ユニット)を挿入する組成となっており、比較的珍しいと思われる。
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