近藤規夫(東京都)
いつも通りのドラフトを轟かせ、黒煙を吐き勾配に挑む。‘18.5.27 北陸本線 河毛―高月 P:近藤規夫
盛大に汽笛を鳴らして高時川鉄橋を渡るC56 160。‘18.5.27 北陸本線 河毛―高月 P:佐野 洋
ラストランの後、EF65 1132に牽かれ梅小路機関区まで回送。‘18.5.27 東海道本線 米原―彦根 P:近藤規夫
5月27日、梅小路機関区所属C56形160号機の本線最終運行となる 〈SL北びわこ号〉が米原~木ノ本間の片道で2列車運行された。
同車は、1939(昭和14)年に同形式の最終番号として製造されて以来一度も車籍を失ったことがなく、国鉄分社民営化後も時折他社へも貸し出され、多くの地にその足跡を残してきた。
晩年は、〈SL北びわこ号〉においては主担当、SL〈やまぐち〉号では副担当といえるポジションで活躍を続けてきた。今回の運転で本線上から退くことになる同車の、今後の梅小路機関区での処遇が注目される。
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