大久保広樹

最終運用から6年10ヶ月余りを経て、115系6連通過直後の9時15分、通風機の撤去からクハ189-9の解体が開始された。

1320Mは、115系しなの鉄道色+スカ色の引退迫る編成。「先輩、今日まで見守ってくれ、有難うございました。」、「お先に。また会おう!」こんな会話が浮かんできた。

2月24日夕方の姿。SNS上では惜別の想いが次々投稿され、遠方から訪れた方、近隣でも「189系N102が気になり、長年、ここに通い続けた。」という方もおられた。これらの想いを、クハ189-9に伝えずにはいられなかった。
‘26.2.24 長野総合車両センター(3点共)
「189系も解体線へ 長野で進む名車終焉」でお伝えしたクハ189-511・9は、511が2026年2月23日、最後の9が2月24日に解体着手。2月24日夕方現在、道路から9の先頭一部が見えたが、車体は失われ、先頭カット保存もないようだ。
189系国鉄特急型電車は1975年、181系に代わり、横軽間EF63協調「あさま号」用に10両(当初)へ輸送力アップに貢献、1997年9月の同区間廃止まで22年余り中核として働いた。その後、新幹線接続や臨時用に転用され、2019年3月まで約22年幅広く活躍した。
「クリームと赤」の国鉄色で登場した特急電車は、遂に本線から姿を消した。未だオンレール状態の秋田のクハネ583には、その活用を願いたい。
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