大井川鐵道に12系譲渡【甲種輸送はEF66が登板】

服部 ひろみ

長年コンビを組んだDD51に牽かれ、出発した12系。

‘25.7.18　東海道本線 東淀川

吹田からは甲種輸送としてJR貨物が担当、EF66の牽引とめずらしい姿だった。

‘25.7.18　東海道本線 長岡京

大井川鐵道に譲渡される12系。

‘25.7.18　東海道本線 茨木　P：大庭裕和（2点共）

　2025年7月18日午後、網干総合車両所宮原支所の12系5両が、大井川鐡道へ譲渡のため回送された。同日午後、JR西日本と大井川鐡道連名で譲渡が発表されている。

　譲渡された12系は、スハフ12 129、オハ12 346、オハ12 345、オハ12 341、スハフ12 155。牽引機は、宮原支所から吹田貨物駅へはJR西日本のDD51 1191、吹田貨物駅からはJR貨物のEF66 130。動態車両としての譲渡で、大井川鐡道でも今後も動態車両として活用していくとのこと。

　なお12系のJR西日本での運用は、3月19日に行われたD51 200の本線試運転の伴奏車として使用されたスハフ12 155が最後となった。

■関連記事
◆宮原支所12系の近況

P：服部ひろみ