富山地方鉄道の環状線でデ8000形による運行を継続

宮島昌之

富山城址公園のシンボル（天守）を背後に環状線を走行するデ8004号。個人的に非低床車で「環状線」幕の掲示を見るのは初めて。

‘24.7.24　富山地方鉄道環状線 国際会議場前

　富山地方鉄道の市内電車のうち環状線は、富山港線の直通運転を含めて、所定は低床車（セントラム、サントラム、ポートラム）で運行しているが、ここ1週間ほど前からデ8000形の非低床車の1両が環状線固定運用として運転を行っている。

　この目撃はSNSなど以前から大きく話題になっていたが、「僅か数日など一時的な処遇で、自身で直接見ることは無いだろう」と思っていた。ところが1週間以上経た現在も、運用が継続されている模様だ。

　環状線では、過去にも団体貸し切りでデ7022（レトロ電車）が運転されたことがあり、非低床車が入線する機会はあるが、連日に亘るのは異例の光景と言える。

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Ｐ：山崎隆弘