服部ひろみ
12系の最後の晴れ姿を見ようと、平日にもかかわらず開館時から大勢のレイル・ファンが訪れていた。
宮原への返却準備が整った12系、5両での姿を見られるのは最後になるのかもしれない。
‘24.7.4 京都府京都市 京都鉄道博物館（2点共）
京都鉄道博物館ではさよなら展示「オハ12形」最後の日の2024年7月4日、「SL北びわこ号」を再現した展示が行われた。12系5両に夏の「北びわこ号」ヘッドマークを掲出した有火のC56 160を連結し、スチーム号乗り場の側線に展示した。
また、「スチーム号」は通常の客車でのDLスチーム号だが、嵯峨野観光鉄道所属のDE10 1104が嵯峨野観光のエンブレムを取り付けたままの姿で牽引した。同機が「スチーム号」を牽引するのは初めてだ。
なお、北びわこ号の再現展示は10～12時、その後DE10 1118により入換が行われ、DD51 1192に12系5両を連結した姿をしばらく見学することができた。
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P：服部ひろみ
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