185系

鉄道投稿情報局

【令和6年能登半島地震関連情報】金沢市の救援物資の持込窓口、かつての「貨物線」遺構が残存

その他私鉄 2024.01.16

宮島昌之

金沢市の救援物資の持込窓口になった金沢市泉本町倉庫。貨物線があった名残が今も足元に見える。

北陸鉄道石川線の西泉駅。写真右の商業施設敷地付近から線路が更に右側にカーブしていたと思われる。

‘24.1.14 北陸鉄道石川線 西泉(2点共)

 「令和6年能登半島地震」により能登地方で生活物資が不足している状況を踏まえ、金沢市では1月6~14日までの間、企業や団体、市民から救援物資の受付を行った。

 持込窓口は北陸鉄道石川線の西泉駅そばにある金沢市泉本町倉庫で、飲料水・粉ミルク・紙おむつなどを受け入れた。2011年の東日本大震災でも同倉庫で救援物資の受付を行ったことがある。

 実はこの倉庫群、かつて農林水産省石川食糧事務所の倉庫だったそうで、当時貨物列車による搬出入も行われたとのこと。貨物線は同駅から分岐し道路を横断、食糧事務所の敷地に伸びていた模様だ。

 同倉庫の入口前の歩道からは今も貨物線の遺構を垣間見ることが可能である。

関連記事
「令和6年能登半島地震」で被災したJR七尾線が羽咋駅まで暫定復旧、バス乗り継ぎで七尾駅まで到達可能に

P:宮島昌之

鉄道投稿情報局


事業者別
月別アーカイブ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加