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国鉄梅田貨物駅と約100年を共に歩んだ「梅北地下道」が閉鎖&元西梅田一番踏切の今

JR西日本 2023.11.20

石田圭一(大阪府)

通路が切り替えられた地下道の西側(新梅田シティ側)。交通標識には地下道の名残が残っている。

‘23.11.13 大阪府大阪市北区中津5丁目

梅田信号所沿いにあった地下道へのスロープも通行止めになった。

‘23.11.13 大阪府大阪市北区中津5丁目

大阪駅(ノースゲートビルディング・風の広場)より俯瞰したうめきたエリア。地下道に代わる地上通路が、今は迂回しているのが分かる。

‘23.11.13 大阪府大阪市北区大深町

元西梅田一番踏切の様子。踏切の面影は全く無くなっていた。

‘23.11.13 大阪府大阪市福島区福島6丁目

 梅田貨物駅や梅田信号場の地下を東西に通っていた「梅北地下道」が、2023年11月8日朝より地上通路に切り替えられた。このニュースは関西圏ではテレビでも報道された。

 国鉄梅田貨物駅が作られる際に廃止された「梅北道路」に代わって、地元有志の陳情で1928(昭和3)年に作られた「梅北地下道」は当時としては先進的な本格的地下道であった。

 地下道は、うめきた1期(グランフロント大阪)開発のために全長が205mに短縮され、地下駅工事のためにさらに短縮された40mが残っていたが、この度閉鎖になった。

 今回地下道を訪れた際に、元西梅田一番踏切も覗いてみた。こちらは9月末に設備の撤去工事が完了しており線路跡も再舗装されているため、踏切があったことを知らなければ気付かない程に様変わりしていた。

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P:石田圭一

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