宮島昌之(石川県)
金沢市内を流れる犀川の橋梁を渡る、DE10 1116+415系800番代C07編成+同C08編成の配給輸送列車。
‘22.8.22 北陸本線 西金沢~金沢
かつて七尾線で活躍したのち、現在まで金沢総合車両所松任本所構内に留置されていた、415系800番代のC07編成と同C08編成が、2023年8月22日に松任から金沢へ配給輸送され、金沢総合車両所運用検修センターに入場した。
牽引機は金沢総合車両所富山支所所属で、普段金沢総合車両所運用検修センターに常駐するDE10 1116だった。2023年8月21日の朝には、北陸本線の沿線で遠くからDE10が走行する姿を見れたのだが、今回の配給輸送の迎えのため、前日に松任本所に入場したと思われる。
また、今回の配給輸送と同じ8月22日、吹田総合車両所所属のクモヤ145-1051(ST51編成)が吹田総合車両所から同じく金沢(金沢総合車両所運用検修センター)へ配給輸送された模様で、牽引機は網干総合車両所宮原支所所属のDD51 1109とのこと。
これらの動きから、前回の413系B05編成と415系800番代C10編成と同様、後日吹田総合車両所へ向け配給輸送されると思われる。これにより金沢総合車両所松任本所構内に留置されていた413系や415系800番代の各編成は、すべて姿を消した。
なお、既知のとおり、413系の一部は譲渡され、現在も「あいの風とやま鉄道」や「えちごトキめき鉄道」で活躍中であるが、今回の415系800番代は「静態保存などの一発逆転サプライズ」が起こらない限り、吹田総合車両所でいよいよ最期を迎えることになりそうだ。
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◆413系B05編成+415系C10編成が、松任から金沢へ配給輸送される
P:宮島昌之
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