「SL銀河」ラストラン。ブルーにライトアップされためがね橋

宮前行男（岩手県）

めがね橋ではナイトクルーズが実施された。

‘23.6.11　釜石線 柏木平～宮守（今日の一枚より）

ラストランの「SL銀河」と並んで走る、遠野郷馬っこ王国ライディングクラブの騎馬隊。

‘23.6.10　釜石線 荒谷前～岩手二日町（今日の一枚より）

編成最後部に「SL銀河 ありがとう ラストシーズン」のヘッドマークが取り付けられていた。

‘23.6.3　釜石線 宮守～柏木平（今日の一枚より）

　2014年に、東日本大震災からの復興の願いを込めて釜石線で運行を開始した「SL銀河」。旅客車（キハ141系）の老朽化に伴い運行を終了することとなり、2023年6月3・4日に定期運転としての最終運行、そして同10・11日に団体臨時列車としての最終運行が行われた。いずれも土曜日に花巻⇒釜石間、日曜日に釜石⇒花巻間での運行で、特に本当にラスト運行となった6月11日は運行時刻を通常ダイヤよりも遅らせて釜石線随一の名所である「めがね橋」で夜景タイムとなり、ライトアップや打ち上げ花火も実施され、列車はサプライズで停車。カメラやペンライト・サイリウムを持参した大勢の地上のファンとの間で、列車名にある「銀河」を思わせる情景が繰り広げられた。（編集部・記）

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WEBサイトからダウンロードするようになっていた手旗デザイン（プレスリリースより）