宮島昌之(石川県)
京王井の頭線当時の姿として、前面上部と側面帯をブルーグリーン塗装とした8801+8811編成。
‘23.4.29 北陸鉄道浅野川線 割出~磯部
8802+8812編成が引退した今、唯一旧京王3000系初期の姿(狭幅・片開き扉)を留める車体が特徴。
‘23.4.29 北陸鉄道浅野川線 上諸江~磯部
北陸鉄道では今年会社創立80周年を迎えるのを記念し、8000系8800番代の8801+8811編成の外装を京王電鉄井の頭線在籍当時の懐かしいカラーに再現し、2023年4月29日より運行を開始した。
色は運転台周りと側面帯を北鉄カラーの「オレンジ」から「ブルーグリーン」に変わり、前面の行先表示幕も隷書体の縦書きで「内灘 北鉄金沢」と掲示している。
京王電鉄井の頭線在籍当時の復刻塗装は、既に引退した8802+8812編成のアイボリーホワイト塗装に続く第2弾となる。
運行に先立って復刻車両の「お披露目会&撮影会ツアー」を同日の午前と午後の2回に分けて実施した。ツアー参加者限定で内灘駅隣接の内灘検車区構内を公開し、一足早く復刻塗装姿の8801+8811編成のお披露目や、日比谷線当時のグレーの帯色を残す03系第4編成(03-134+03-834)と並べての撮影会などが行われた模様だ。
ツアー終了後、内灘駅16:30発の150列車から実際に営業運転を開始した。
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