アルナ車両製の阪急9000系9008F、現在も側面車番なしのまま活躍中

小原 正裕（兵庫県）

阪急9008Fの9108と9508の連結部。側面の車番はまだ表示されていない。

‘23.4.17　阪急電鉄神戸本線　西宮北口駅

　阪急9000系の9008Fは、同系式の中で数少ないアルナ車両製で、この9008Fは現在も側面の車番が表示されずに活躍している。

　近年ほかの9000系には側面車番が表示される編成が増えていることから、9008Fも今後側面の車番が表示される可能性が高い。なお、自動放送装置は設置済みである。

　9008Fは一部の9000系同様に側扉横の手すりが独特であるが、このスタイルは9008Fで終了し、この後増備されたもので、いずれも日立製作所製の9009Fと最終増備の9010Fはパイプ式となった。写真は9008Fの神戸方先頭の9108である。

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