高橋純平(東京都)
美濃太田車両区の美濃川合駅寄りの端に留置されたキハ85形は、非貫通の先頭車のみがカバーがかけられることもなく佇んでいた。
‘23.4.3 美濃太田車両区
名古屋車両区では1両で工場にいたり、本来はあり得ない貫通・非貫通タイプがぎりぎりで向かい合わせに置かれているなど、訪問するたびに興味深い姿を見ることができる。
‘23.4.3 名古屋車両区
夜間になって各編成が戻ってくると、主役はやはりHC85系に取って代わられる。
‘23.4.3 名古屋車両区
2023年3月のダイヤ改正で、特急「ひだ」の定期運用から離脱したキハ85系。今後は臨時列車を中心に運用が続くようだが、美濃太田車両区に非貫通タイプの先頭車(キハ85形0番代)が1両で置かれていた。
現役を引退した車両の一時的な保存場所としても知られる同車両区だけに、「リニア・鉄道館での展示に向けて待機⁉」と期待してしまう。
また、キハ85系については、2週間ほど前に7両編成でこちらに回送されたとの情報がTwitterなどであったが、周りにいる緑の保存用カバーをかけられた車両は台車の形状などから別形式のようなので、残りがどこに置かれているのかも気になるところ。
なお、整備などでキハ85系を見かけることが多い名古屋車両区にも、切り離された状態ながら数両が留置されており、ここのところ急激に増えているHC85系に混じって、存在感を発揮していた。
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