185系

鉄道投稿情報局

阪急8000系+7000系の併結8連、準特急新開地行きの運用に入る

大手私鉄 2023.03.12

小原正裕(兵庫県)

大阪方の先頭は8042でリニューアル車。

こちらは7001Fの神戸方先頭の7101。

‘23.3.7 阪急電鉄神戸本線 大阪梅田駅

 阪急神戸線の注目編成、8000系ラストナンバーのC#8042×2Rと7000系C#7001×6Rの併結8連が、準特急新開地行きの運用に入った。

 準特急新開地行きは深夜時間帯中心の運転で本数が少ない。特に土休日ダイヤは本数が少なく、同編成が準特急新開地行の運用に入ることはあまり多くない。

 写真の大阪方先頭の8042と大阪方から2両目の先頭車8192はリニューアル車で、車内の側扉上に次駅案内やニュースなどを表示する液晶表示装置があって常時表示が行われるが、併結のC#7001×6Rには液晶表示装置は設置されていない。

 また、8192と大阪方から3両目の7001は現在定期運用では先頭には出ない。

 C#7001×6Rは1981年製で、デビュー42年目の鋼製車である。併結のC#8042×2Rは1997年製である。8000系はすべてアルミ車である。自動放送装置は7101、8042に設置され、常時使用されているほか、中間に入る7001にも設置されている。これは今津線6連運用に対応しているものと思われる。

 C#7001×6Rは下枠交差型パンタグラフで、界磁チョッパ制御のままで原形に近い。C#8042×2Rはリニューアル前からシングルアームパンタグラフで、編成内でパンタが違うのも特徴である。下回りは1000系タイプのVVVF制御装置に機器更新されている。

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