【JR四国】観光列車が地域を活性化させた【安和駅のわだい】

植松　繁（香川県）

安和駅に隣接して新築された「集落活動センターあわ」。

‘23.2.4　土讃線 安和

　現在では全国各地にそれぞれ趣向を凝らした観光列車が運行されている。JR四国でも「伊予灘ものがたり」をはじめ、「四国まんなか千年ものがたり」「藍よしのがわトロッコ」などいくつかの観光列車が運行されている。

　なかでも、高知駅と窪川駅を結ぶ「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」は、沿線住民が集う「集落活動センターあわ」を新築するきっかけともなった。窪川行きの下り列車（立志の抄）のみが11分停車するのだが、おそろいの赤いウィンドブレーカーを着た「集落活動センター」の方々が踊りと地域特産品の販売でおもてなしをしている。

　2023年2月4日、「こじゃんと夜明けのものがたり号」で訪れた際、その温かみに思わず財布のひもが緩み、いろいろなものを購入することとなった。

■関連記事
◆【JR四国】「こじゃんと夜明けのものがたり号」が運転される

P：植松　繁