185系

鉄道投稿情報局

阪急5300系C#5317×8R編成、準特急京都河原町行きの運用に就く

大手私鉄 2023.02.01

小原正裕(兵庫県)

準特急の運用に入ったC#5317×8R編成。

前面には大形の表示幕は設置されず、現在は使用していないが、側面は使用している5421号の「準特急京都河原町」の表示。

‘23.1.31 阪急電鉄京都本線 大阪梅田(2点共)

  2023年1月31日、阪急5300系のC#5317×8R編成が、準特急京都河原町行きの運用に入った。準特急は8連運用であるが、9300系の運用が多く、3扉ロングシート車の運用は少ないため、現在8連3編成の5300系の準特急の運用は珍しいと言える。

 C#5317×8Rは、中間車に5300系第1編成にかつて組み込まれていた、1972年製で車齢が2023年で51年目となる中間電動車の5800号と5900号が組み込まれている。同編成は1995年に車体更新され、このとき5300系では初めて、大形の表示幕装置が写真の大阪方先頭車5317号、京都方先頭車5418号、現在は中間に入る先頭車の5322号に設置されている。

  また、同編成の大阪方から2両目に連結された5421号は、先頭車で制御電動車であるが、前面には大形の表示幕は設置されず、現在は使用していないオリジナルの小形の表示幕が残っている。大形表示幕が設置された5322号とともに5421号は、本線運用では先頭には出ない。車内は8両とも1995年に更新され、木目化粧板の取替や補助送風機の設置などが行われている。冷房取替は近年の施行である。

関連記事
7連化された阪急5300系5308編成が、大阪梅田発普通桂行きの運用に入る

P:小原正裕

鉄道投稿情報局


事業者別
月別アーカイブ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加