植松 繁(香川県)
係員さんに誘導されて引き込み線へ。
‘23.1.9 東海道本線 岐阜
普段旅客列車が通らない貨物線や、一般的には訪れることができない運転所をめぐるツアーが好評だが、わずかな時間ではあるものの引き込み線体験ができる列車がある。それが大阪発高山行きの特急「ひだ25号」だ。
岐阜駅に到着すると、開けたドアをいったん閉め、列車はバックしはじめる。行き先は引き込み線。そこに着くやいなや運転士さんはATS電源を切り、係員さんが振る緑の旗の誘導にしたがってポイントを渡り、名古屋からの「ひだ7号」が待つホームに近づく。
「ATS電源が切れています。切れています。」と何度も警告が繰り返され、しばし、緊張がみなぎる。
「2m」「やわやわ」「1m」「連結」
ガシャンと伝わる微かな衝撃で引き込み線ツアーも終了。キハ85のガラス越しの見学をお見逃しなく。
■関連記事
【キハ85系「ひだ25号」】前面展望を楽しむのならお早めに
P:植松 繁
「ひだ3号」、キハ85系としてのラストラン!
P:村中淳一
事業者別
月別アーカイブ