小原正裕(兵庫県)
ここのところ4両編成で運用されていたが、デビュー時の3両編成に戻った形だ。
‘22.12.25 山陽電気鉄道本線 西代
山陽3000系3050形のアルミ車3076編成は、これまで1968年製の3000形アルミ車でオールロングシートのT車の3500を組み込んで4連で運用されてきたが、3500を抜いて再び3連化されているのが確認できた。
3500は車齢が50年を越しており、今後の動向が注目されている1両。3076編成は新工法アルミ車体で1985年に登場、神戸方から3076+3077+3643という編成でデビュー時は3連であった。前面貫通扉と乗務員室の扉がアルミ製となったことが、従来車からの変更点である。
1993年に3両ともオールロングシートから、5000系の転換クロスシート化で発生した固定クロスシートに取り換え、車端部などにロングシートを配置したセミクロス車となり、先頭車の表示幕が電動化された。3076編成は今回の3連化によりS特急の定期運用がなくなった。
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