宮島昌之(石川県)
糸魚川駅にやってきたD51 827蒸気機関車。413系+クハ455形の「国鉄型観光急行」との並びも実現。
煙室扉を開け煙室の内部を公開するサプライズも。
右遠方に普段は留置のないET122形2両の姿が見える。D51 827を糸魚川に輸送するために使用したものと思われる。
糸魚川駅で発売された特別デザイン記念入場券。(写真は12月17日分のデザイン。当日何度もホームの出入り自由の太っ腹チケット)
‘22.12.17 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 糸魚川(4点共)
えちごトキめき鉄道では、日本海ひすいラインの糸魚川駅が1912年(大正元年)12月16日に開業してから今年で110周年を迎えたことを記念して、2022年12月17・18日の両日に「糸魚川駅開業110周年記念イベント」を同駅で開催した。
注目は普段「直江津D51レールパーク」で動態保存されているD51 827蒸気機関車の出張展示とデモ走行で、1番ホームと2番ホームの間にある中線で行われた。デモ走行は午前に2回と午後の3部制で、中線を前後往復する形で行われたが、初日17日の午後の部では当初3往復のところ、さらに、1往復のサービスがあり4往復実施した。また。煙室扉を開けて煙室の内部を公開するサプライズもあった。
この他、えちごトキめき鉄道のスペシャルアンバサダーであるNGT48の佐藤海里さんを「1日糸魚川駅長」に任命し、「えちごトキめきリゾート雪月花」の出発式参加や、駅の構内放送にもチャレンジした。また、駅高架の自由通路では地元で栽培された野菜などの特産品、鉄道グッズの販売などが行われた。
ちなみに、D51 827の糸魚川出張の方法だが、SNSを見ると12月17日の未明にET122形気動車をD51 827の前後にそれぞれ1両連結したプッシュプルの形態で移動させた模様で、秘密の大移動の様子を撮影できるツアー「夜のD51 スペシャル撮影会」が実施された。
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P:RM
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