北陸新幹線・敦賀延伸用「W7系W20編成」が完成し、金沢港に陸揚げ

宮島昌之（石川県）

北陸での「梅雨明け」が発表された6月28日、最初に4両が陸揚げされた（写真は10号車のW726-520）。

‘22.6.28　石川県金沢市 金沢港クルーズターミナル「ひゃくまんごくマリンテラス」
（公道出入口付近の緑地より撮影）

　北陸新幹線向けJR西日本W7系W20編成が川崎車両兵庫工場で製造され、7～10号車の4両が海路にて貨物船2隻（1隻に2両ずつ）で神戸港から金沢港へ輸送、2022年6月28日に陸揚げが行われた。

　陸揚げされた4両は今後所属基地の白山総合車両所へ向け順次陸送するものとみられ、また11号車と12号車（グランクラス）および1～6号車も順次貨物船で輸送されるものと見られる。

　2024年春（2023年度末）に予定される敦賀延伸開業に伴い増備される編成のうち、川崎車両兵庫工場での製造はW17編成、W18編成に続き3本目となる。

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