奈良支所のウグイス色201系ND621編成が廃車回送

石田圭一（大阪府）

クハ200-123を先頭に塚本駅を通過するND621編成（6両）。

‘22.6.22　東海道本線 塚本

　吹田総合車両所奈良支所の201系ND621編成（6両）が、2022年6月22日に吹田総合車両所本所へ自力回送された。廃車回送と思われる。回送経路は、疎開先だった網干総合車両所宮原支所から大阪、塚本、北方貨物線を経て吹田というものだった。

　ND621編成の各車は、1984年に東海道・山陽緩行線用として明石へ7両編成で新製配置。当時はスカイブルー塗色だった。2006年に大阪環状線用として森ノ宮に転属、サハを増車して8両編成となったが、しばらくはブルーのまま運用、後にオレンジバーミリオン化された。2018年に関西本線・おおさか東線用として奈良に転属、サハ2両を減車して6両化され、ウグイス塗色となった。そして2022年に定期運用を終了し、引退となった。