「藍よしのがわトロッコ」が予讃線を松山まで走行！

植松　繁（香川県）

高松駅9番線ホームで出発を待つ「藍よしのがわトロッコ」。

‘22.6.26　予讃線 高松

　普段は徳島線（徳島～阿波池田）で運行中の「藍よしのがわトロッコ」号（キクハ32-501＋キハ185-20）だが、コロナ禍で3年ぶりの運転となる「夕焼けビールトロッコ」用の車両送り込みを兼ねて、2022年6月26日、予讃線（高松～松山）を「せとうち縦断！　愛×藍トロッコの旅」と称する団体臨時列車として走行した。

　特急電車が行き交う予讃線だが、一部区間（多度津→伊予三島、伊予西条→伊予三芳、波方→伊予北条）では、ツアー参加者がトロッコ車両に乗車して「しおかぜ」を浴び、ひとときの涼を満喫した。「藍よしのがわトロッコ」としてリニューアルされてからは初めて徳島線以外での営業運転となり、始発の高松駅をはじめ、沿線では多くのレイル・ファンがカメラを向けていた。

【編集部追記】「夕焼けビールトロッコ」は、7月9日～8月6日の金・土・日曜、松山～伊予長浜間の往復で運転される。